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お客様に寄り添って。
現場を動かしているのは
自分達という自負

情報通信事業部 インフラ工事部
電気工事技術科卒
入社年度 2007年
小山 晃広
02AKIHIRO KOYAMA

5Gのエリア拡大に向け、
5万局もの基地局を整備する

情報通信事業部では、ソフトバンク様、KDDI様などの通信キャリア、東京電力パワーグリッド様、国交省、ケーブルテレビ局など、インフラ業界に向けて幅広く事業展開しています。私の所属部署は、東京電力パワーグリッド様、KDDI様を主なお客様としています。私は現在、携帯電話各社が注力している5G(第5世代移動通信システム)のエリア拡大に向けて、基地局(アンテナ)設置を担当しており、私が担当するKDDI様では、今後5万局の基地局を整備する予定です。多数の基地局の設置に向けて、当社も全国から応援メンバーを集めているため、プロジェクトは今後、さらに拡大していきます。

私は以前にも通信キャリアの基地局設置を担当していたほか、東京電力パワーグリッド様による2,700万台ものスマートメーターへの置き換えプロジェクトや、ケーブルテレビ案件の新規エリア拡張工事を担当してきました。スマートメーターへの置き換えは、30分ごとの電力使用量(積算値)を細かく送信し、処理するという世界的に見てもチャレンジングなものです。また、ケーブルテレビのエリア拡張工事も外線に使用する電柱本数が1万本近くにもなるなど、どちらも大規模なプロジェクトでした。こうしたプロジェクトに関わる機会が豊富なことも、当社の仕事の大きな魅力だと思います。
仕事の流れは、工事の受注後に工事件数・納期・材料などを確認し、協力会社との工程調整をして工事をスタート。工事完了後には竣工図作成、検収作業までを一貫して担当します。心掛けているのは納期の遵守。それには物量と期日をしっかり把握し、協力会社との調整が不可欠です。ギリギリの工期で調整を行うと、何かトラブルがあれば間に合わなくなる可能性が出てしまうため、最低でも工期3日前までには完了するようにスケジュールを組んでいます。

サービス提供エリアの拡大を
確認するたびに達成感を感じる

いずれの業務にも共通することですが、インフラ設備の構築という仕事は裏方で一般の方からは見え難いものです。それでも、インフラ設備を新規に構築していく中で、日々の進捗状況によりサービス提供エリアが順次拡大していきます。その歩みをエリアマップで確認すると、これだけエリアを拡大してきたのだという達成感になりますね。
入社を決めた理由は、ある程度の会社規模があり、広く全国で事業を手掛けていることでした。同業種では給料や年次有給休暇などの福利厚生制度も高い水準にあると思いました。私の所属部署は先輩・後輩をあまり意識することなく、気軽に話合える雰囲気の良さも気に入っています。

また、部署の垣根を超えて助け合う風土が根付いているので、技術の幅も広がり、管理や現場のマネジメントにも携わることができます。さらに私は、大手通信キャリアへの出向を経験し当社だけでは得られないノウハウを習得することができて、とても勉強になりました。
現場の仕事が好きなので、今後も現場で幅広く知識・技術を身につけていきたいと思います。そして、お客様からはもちろんの事ですが、チームメンバー、協力会社からも信頼される人であり続けたいです。既存の業務に固執せずに、新規事業にも自ら手を上げてスキル向上を図っていきたいと考えています。

ある1日のスケジュール

これから応募される方へのメッセージ

情報通信分野は技術革新が非常に速い分野です。まだ世の中のほとんどの人が知らない最先端のものにいち早く触れて、体感することができます。さらには、その新しい技術によってこれから世の中がどのように変化していくのか、未来の社会の姿を想像することもできる、とても魅力的な仕事ですよ。
また当社は、現場とマネジメントという双方の業務が経験できることにも面白さがあると思います。