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最新技術に触れる
機会に恵まれ
それを実践する場がある

鉄道事業部 信号通信部
電気工学科卒
入社年度 2001年
鈴木 成人
05SHIGETO SUZUKI

施工管理者が担う
責任の大きさを改めて自覚した

私の所属部署は、鉄道会社をお客様とした通信工事、例えば、通信ケーブル敷設やネットワーク機器の取り付けなどを担当しています。現在、私が担当しているのは、主に東京地下鉄(東京メトロ)の現場で、工事の施工管理業務をしています。
鉄道の工事は、基本的に終電の後、駅の業務が終了した深夜から早朝にしかできません。そのため夜勤が中心になります。夜に出社して書類を作成し、当日の作業手順をしっかり確認した上で現場へ移動し工事を実施します。作業終了後、会社に戻ってから作業報告書などの書類を作成し、お客様へ作業実績報告及び翌日の夜間作業打合せの連絡をしてから帰宅します。

仕事をする上で心掛けているのは、急いでいる時ほど落ち着くことです。実は以前、仕事の移動中に急いでいて、自動車事故を起こしてしまったことがありました。事故は自分だけの問題では済まず、現場全体に迷惑を掛けてしまいました。その時の経験から、ゆとりがない時ほどミスにつながると実感しましたし、施工管理者として自分が担っている責任の大きさを改めて自覚しました。以降は、たとえ遅れそうだとしても、無理に急がず、安全に現地に行って確実に仕事をする方を優先しています。その方が時間的なロスも少なくて済みますから。
また、私たちの仕事は実際、現場に行ってみないと分からないことも少なくありません。事前に見た図面では十分な作業空間があるはずなのに、いざ現場に行くと人が入れないこともあります。そうした想定外のことがあることを常に意識して、現場での作業に臨むようにしています。
私たちの仕事はチームワークがとても大切ですから、協力会社の方々に気持ち良く作業をしてもらえるよう、こまめな声がけを心がけています。それに仕事で作業調整が難しい時などは、上司や同僚が協力して調整してくれるのはとてもありがたいですね。

マネジメント業務に惹かれて
部署の異動を希望

私は、学生時代の夏休みに通信業界のアルバイトを経験したことでネットワークに興味を持ち、面白い仕事だと思うようになりました。就活では通信に関係する企業を回り、当社の会社説明会で話を聞く中で、理想に近いと感じたことが決め手になりました。
入社から長年に渡ってネットワーク系の業務を担当してきました。前部署では、通信ケーブルの接続技術を学び、知識・技術を向上する上でとても良い経験になりました。当社は最新技術に触れる機会に恵まれていると思いますし、それを実践する場があるというのも刺激になりますね。
ただ、前部署は各現場の技術サポートが役割でしたので、特定の現場に一貫して関わることがありませんでした。現部署ではそれができますし、工事の管理監督というマネジメント業務に惹かれて、異動を希望しました。
やりがいを感じるのは、やはり工事が無事に完成した時です。その成果が実際に目に見える構造物であるということも達成感につながっています。今は1年掛かりのプロジェクトを担当していますが、スケジュール通りの完成を迎えるべく、日々、地道な努力を続けています。

ある1日のスケジュール

これから応募される方へのメッセージ

学生時代はサッカーをやっていました。その部活動での上下関係が社会に出てからも役立っています。サッカーの話は社内の人と良くしていますし、現在も趣味はサッカーで市のチームに登録していて日曜日に試合をしています。
社内の雰囲気は、仕事以外も相談できる先輩方が多く、後輩たちとも関係は良好です。また、同期は一緒に切磋琢磨できて、率直に色々な話ができる大切な存在だと思います。そんな会社の明るい雰囲気をとても気に入っています。